2018年10月12日金曜日

公務員は、失敗が許されない?


「公務員は失敗が許されない」「正確性が何より大事」とよく言われます。
これが変なプレッシャーになっていませんか?

一方で「チャレンジしろ!」「変革、改革を!」などともいわれます。
もうどうして良いかわかりませんよね。



仕事で失敗が許されないというのは、当たり前のこと。
公務員だけではなく、民案企業だってミスをしてよいわけありませんよね。
公務員に限らず、一般企業でも同じなんですよね。

ではなぜ公務員ばかりこう指摘されるのでしょうか?

チャレンジには失敗はつきもの。その失敗を糧として、新たな世界へ進んでいくのがチャレンジです。
どうやら「失敗」というものの範囲を広くとりすぎているのが公務員のようです。
「許されない失敗」とは何か?
許されない失敗とは、単純ミスのことなのではないでしょうか
マニュアル通りやらないミス。備えていれば防げるミス=失敗です。

公務員は、税を賦課したり、補助を決定したり、法令に定められたことを正確に執行しなくてはなりません。
ここでは、ミスは許されませんよね。
法令通りにやれば、マニュアル通りにやれば、間違えることはないはず。
そうです。想定していない失敗なので、周囲への影響が大きくなるのです。
「え?そこをミスするの?」「え?忘れてたの?」「え?知らなかったの?」などと「え?」という驚きから始まります。周りに動揺が走るというわけです。

一方、チャレンジによる失敗は、想定内。
「まぁ、失敗することもあるよね」「「まぁ、あれはうまくいかないと思っていた」「まぁ、しかたがない」などと「まぁ」で始まります。周りには動揺はなく、いたって冷静。影響は小さいのです。
民間企業は、このあたりが明確なのではないかと。

チャレンジを推奨しながら、失敗をするとそれを糾弾するというような組織風土もまだまだあるのかもしれません。

「してよい失敗」と「してはいけない失敗」。
言葉が違うとわかりやすいのですが。。。

変化の激しい時代と言われています。
前例のないばかりです。

前例のないことへと取り組みは、すべてチャレンジなんですよね。
してよい失敗は想定内。
思いっきりチャレンジしていきたいですね!


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