2016年12月15日木曜日

K-up~自分事にできる職員へ

小平市自主研究グループK-up(ケーアップ)。

今年立ち上げたばかりのグループです。


小平市の中堅から、若手の学ぶ場を作りたいと相談があり、
新しいグループとして活動を始めました。

自分だけではできなかったなぁと感じています。

その時の言葉は、小平市職員のあらゆる面をレベルアップしたい。
スキルアップ、スピードアップ・・・。

中堅たちは、小平市外での活動も活発で、小平市職員に対して歯がゆく思っていた部分もあったようです。
この思いに共感、賛同して、私もお手伝いさせていただこうと思いました。


そして、私自身は、もう一つ思いがありました。

「自分事に考えられる職員を増やしたい」です。

自主研究会なんて、面倒だし、意味ない…なんて考えている人もいるかもしれません。
特に、第1カーブの上層部の方たちは、「上司の指示に従っていればよい」とおっしゃるかも。
上司の言うとおりに・・・マイクロマネジメント。。。
でも、そういう時代ではありませんね。

不安定で、不確実で、流動的で、多様で・・・
上司の方々が経験してきた高度経済成長やバブル時代の経験則では、全く課題解決できないのです。

答えが分からないからこそ、常に学び、新しい情報をインプットし、将来を見据える目を養う。
自己研さんしかないですよね。。。


特に、大量採用時代の今、同期も多く、護送船団の気持ちでゆったりしていると・・・、
いつの間にか置いていかれてしまうことになります。

 「やり方を教えてください」(教えられた通りのことだけ)
 「目標を決めてください」(目標の意味を考えない)
 「評価の基準を教えてください」(他人がどう評価しているかが気になる)

自分で考えることをしなくなっていませんか?

これでは、何も解決できません。

自分自身で、「組織へ貢献するには」、「地域に貢献するには」を考え、
自ら仕事のやり方を模索し、計画を立てる。
そのために自分自身から学ぶ、学ぶ場を持つ。

自分で考え始めると、自分の足りなさに気がつくんですよね。
インプットしなくてはいられなくなります。

「自分自身で、自己の能力開発を行える職員」が必要なんです。


「上司に言われた通りのことをやっているのに、なぜ自分は評価されないんだ・・・」
なんてことを言ってたら、思っていたら・・・。

言われた通りではなく、課題をしっかりとらえ、
「自分ならこうする」と自分事として考えられるような若手職員が増えればいいなぁと思います。

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