昨日、「都市にはもっと、官能が必要だ」と言うタイトルでフォーラムの様子を書きました。
センシュアス度という新たなモノサシで、まちを評価してみようというものです。
「センシュアス・シティ」、センシュアス度の高いまち。
センシュアス度と幸福実感度を見ると、相関があるそうです。
センシュアス度が高いまちほど幸福実感度が高い。
また、居住満足度とも相関があり、センシュアス度が高いほど、住んで良かったと思う人が多い。
さらに、センシュアス度が低いと人口流出を招く恐れがるということです。
では、小平市のセンシュアス度はどれくらいかと気になるところですよね。
小平市は、総合順位で126位/134都市。
首都圏内でも64位/68都市。
でした。
いや~・・・危機的状況。(笑)
詳細を見ると、「自然を感じる」「歩ける」という設問では比較的評価が高い。
確かに玉川上水などグリーンロードがあり自然を感じますし、平らな土地は歩きやすく、駅も多いのでほぼ徒歩圏内、歩きやすいまちと言うのはイメージがあります。
一方、「食文化が豊か」「共同体への帰属」「機会がある」という設問で評価が低い。
この辺りは、私の感覚と少しずれています。
プチ田舎こだいらは、農産物直売所も多く、新鮮で安全で美味しい野菜が食べられる環境にあります。食文化は豊かなはず。。。
「共同体への帰属」や「機会がある」では、小平市は市民活動が盛んですし、神社を中心とした伝統的なコミュニティもある。イベントやセミナーも公民館や大学でたくさん開催されています。このあたりのポイントも高くてよいはず。。。
実は、近隣市でも同じような結果が出ています。
国分寺市や西東京市はほぼ同じような評価でした。
一方、武蔵野市は全てにおいて高い。。。
イメージが定着しているのでしょうか?
つまり、小平市には資源、素材はあるのに「伝わっていない」「感じていない」ということなのでは?
あらためて「伝えること」「届けること」の大切さ、重要さを感じたのでした。
追記
11月12日に遅まきながら購入しました。
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