2016年11月22日火曜日

CSK「つながるわがまち」②

11月19日(土)、神田のなみへいで行われた「つながるわがまち」というイベントに参加して来ました。




前半は、牧瀬稔さん(地域開発研究所)の講演です。
「地域資源を活用した地域づくり」と題して、講演とグループワークを行いました。


地域資源の活用には、
 ・一点突破
 ・長期的に取り組む
 ・全員参加
の3点が大事とのこと。
ちょっと異論もあり、議論もしたいところでしたが、今回はこれがメインではないのでおとなしく聞いています。(笑)

「先進自治体=成功自治体ではない」というくだりには、大いに納得。
ついつい先進自治体と言って崇めがちですが、
「先進事例」が、定住人口の増になっていたり、税収の増になっていたり、交流人口の増になっていたり・・・という結果と結びついているかどうかをしっかり見定めることが大事と力説していました。
このくだりには、大きくうなずきました。

ついつい、シティセールス、シティプロモーションが「目的」となり、
それをやることが結果となりがちです。
ですが、これは「手段」なんですよね。
ある特定の目的を達成するために、シティプロモーションという手段を使う。
ここがしっかりしていないから、効果を測定できないし、視察でもプロモーションの手法だけを見て来てしまう。
また、その手法をそのまま自分の地域にあてはめようとしたりして。。。
議員さんの視察後の一般質問は、この傾向がありますよね。。。

「結果はまねできないが、過程(プロセス)のまね(移転)はできる」
牧瀬さんは続けます。
まさに同じことを考えていました。
他の先進事例をそのまま自分の地域にあてはめること何で無理。
歴史、風土、人が違うのですから。。。
そのやり方、進め方を参考にしながら、どうやって自分の地域に落とし込めるか、地域資源を活用できるか、こういう視点が必要なんですよね。

短い時間でしたが、たくさんの気づきがある講演でした。

後半は、グループワークで「地域資源とブランドメッセージづくり」。
私たちのグループは、埼玉県蕨市の極早生リンゴ「わらびりんご」を取り上げ、
「金メダルリンゴ」と命名。
全員の投票により、1等賞を取ることができました。

写真は、ブルーベリーの私がリンゴをプレゼンするという奇跡の瞬間です。(笑)

名札のぶるベーも笑っています。

あっという間の90分。
皆さんありがとうございました。


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